yumiko So
密展 mitsuten
タイトル 「ソとミの間」

2020年10月27日~11月1日
京都 同時代ギャラリーにて開催の「密展」に出品しています。
ステイトメント
「ソとミの間に 」
ソは疎で
ミは密で。
ソは空のソか?
そしたら空はクウ?
クウは一切皆空・諸法無我だろうかと思考が続く。
そしたら密は何だろう。
三木清は
「孤独は山になく、街にある。一人の人間にあるのではなく、
大勢の人間の「間」にあるのである。」って言葉を残してたのを思い出す。
一緒にいるからハッピーとは限らない。なんたって、人間は四六時中
煩悩のかたまりだから…。もちろん私もそんななかのひとり。
新型コロナウィルスという「異」なる存在と出会い、右往左往しているうちに
一年が過ぎようとしている。「思いもよらぬ」事態を経験しつづけている。
私たちはいつもそうやって、偶然性に影響を受けながら生きている。
だって、私たちはそういう存在だから。常に動いている存在だから。
その中で自分たちの都合に良い事も悪い事も経験する。
そしてそれに振り回される。
だからこそ、変わらず静かに落ち着いた世界に憧れる。
だけど、憧れる世界にはなぜかずっといられない。不思議。
ここまで読んでくださった方に感謝します。
私の作品コンセプトは以下のキーワードから連想してください。
偶有性
仏教的世界観
イノベーション
ブリコラージュ・あるもん
インタラクティブ
浄土と穢土
人間とは
藝と芸は違う
藝とculture